さよなら。 |
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「うん。ごめんね。」
そう言いつつ、元彼を別の廊下に引っ張っていく。
どこかの文化祭。
「もう少し早く、会えたら良かったのに。」
そう言った元彼には新しいパートナーが現れたのだろうか。
つないだ右手。
ずっとつないでいてくれるかと期待したけれど、
それはあまりにあっけなく、
突然に、
ふっと感覚が消えた。
見上げると、はじめてみる元彼の顔。
あぁ、こんな終わりもあるんだなぁ、と。
目が覚めて、しばらく思い出さなかった。
ふと、まっしろい画面を見て
あ、っと溢れてきた。
あの時私は、すこし、泣いていたかもしれない。
投稿者 fkg5z7 | 返信 (0) | トラックバック (0)